DETAIL 『ボタンが立った!』
みなさんこんにちは!レイ企画の新入社員、大野でございます!
いきなりですが、みなさんは普段どんな場所でお洋服を、買われていますか?
百貨店、駅ビル、スーパー、量販店など、多岐に渡る選択肢があると思います。
そんな中で今あなたが着ている洋服はなぜ買ったのですか?
安い、可愛い、着心地が良い、様々な理由があると思います。
商品を買った理由は・・・やっぱり!
何かその商品に『魅力』を感じたからだと思います。
今回は、私大野が魅力を感じたお洋服屋さんを、山梨県まで取材してまいりました!
新宿からあずさ13号に乗車し、お洋服屋さんがある山梨県に向かいます。
特急乗るのが久々だったので、何だか旅行気分でワクワクです♪
旅の友と言えば!
\ドーン/
駅弁ですよね(^▽^)/!おいしくいただきました♪
あっという間に到着致しました!
小井川駅です!
素敵なお洋服はどんな場所で生まれているのか、ドキドキ!
さぁ行きましょう♪
『wafu』
http://handmade-wafu.com
今回は、wafuさんにお伺いしてきました♪
職人さんが一人で一着ずつ縫い上げるスタイルで、お洋服を仕立てられています。
戦後から60年以上、縫製業を営まれ現在に至ります
『素材』
wafuさんの商品の素材は、
肌触りが良い物を使用していることが、
大きな特徴です。
リネン(麻)、綿、絹、ウール、などの天然素材を中心にリバティやパッチワーク、質の高い素材を使用しています。
リネンシャツを着用させていただいて、
肌触りが良くて思わず、笑顔になってしまっている私です♪
ボタンが立っているんです!まさに職人技ですよね!
機械で行うとこんなに、均等にボタンを付けられません。
ボタンが立っていることにより、すごくボタンがかけやすいんです。
実際に体験して頂くと、分かると思います!
また、この素材はヘム織と言い、とても縫製がやりづらいです。
私は服飾大学出身なので、この素材で縫製したことがあります。
しかし、なかなか上手くこのシャツのカーブは、カタチにできません。
これこそ、まさに 『職人技』だと思います。
そんな職人技を持つ、ブランドwafuさんにお伺いしてきました。
素敵な笑顔でお出迎えして下さった『わたぬき服装』代表の綿貫さん
今の業態になる前は、縫製工場をご家族でやられていたそうです。
気になった質問を思い切って、お聞きしてみました!
今の業態にどのようなことがキッカケで変わられたのですか?
『怒り』がキッカケです。
縫製工場はバブル崩壊後、国内工場から、
多くの企業が海外工場に、依頼するような状況になりました。
海外は低単価に生産できるため、日本の国内工場も依頼される値段が、
驚くほどに低くなっていきました。
『労力と単価が見合わない』
そんな時に、ご自身が24歳までやられていた
セレクトショップの販売員の経験が、生かされたそうです。
ご自分で着用された商品などを、インターネットで売り、
この経験から、ご自身で小売りができると感じたそうです。
Q,綿貫さんが考えるwafuさんの魅力とは?
やっぱり、『作り手が分かる』ということですね。
他社とは違い、
生地の仕入れから、デザイン、パターン、
縫製をスタジオで一貫して行っていることですね。
(wafuスタジオ)
10人程のスタッフさんで、縫製などの工程をされているそうです。
また、量産型ではないことですね。
通常の工場は、1日60着~80着作ります。
しかし、wahuは1日で25着が限界ですね。
一着、一着を丁寧に、全て職人さんが手で作っています。
またお客様の8割の方は、リピーターさんです。
その点も、強みですよね。
Q.なぜものが売れない時代にも関わらず、
多くの方がリピーターになられるのでしょうか?
『面倒なことをやる』
大手企業などが、やらないことをやる!
そこで、『差別化』をはかるんです!
素材を細かく掲載したり、サイズを細かく表記したりすることですね。
『お客様第一』で考えること。
そこから、新規顧客獲得に繋がっているんです。
Q.wafuさんとしての夢とは?
『職人の育成』
1人でも多くの職人さんを育成すること!
そのために、色んなことを発信していき、繋がりを持つこと。
その発信していくことがキッカケで、洋服づくりに興味を持つかもしれないですよね。
実際にどのようなことを行っているのか?お聞きしました。
シェアハウスを、会社の隣で経営しています。
また、近日中にはギャラリー&カフェをオープンされるそうです。
古民家をご自身で改装して、この素敵な空間を作り上げたそうです♪
私も是非行ってみたいと思っております♪
様々な素敵な商品があるwafuさん
wafuさんのお洋服には、
様々な思いが込められていることが分かりました。
私がwafuさんを知ったのは、
服飾大学に通っていることがキッカケでした。
見たときに、『素敵』と率直に思いました。
なぜ『素敵』と思ったのか?
その洋服がどのように、
作られているのか知りたくなり、
今回ご訪問させていただきました。
自分の服飾に対する思い、
そして、綿貫さんの課題に対する
エネルギーある姿勢にすごく、刺激を受けました。
また、今回綿貫さんにお会いできたことにより、
多くの方に、wafuを知って頂きたいと思いました。
これだけ素晴らしい商品、多岐にわたってご活躍されていること。
きっとみなさんにとって、響くものがあると思います。
『私ももっと頑張らなくては!』
そんな気持ちになります。
綿貫さんを初め、wafuの皆さん本当にありがとうございました!
本当にありがとうございました!
wafuさんの期間限定ショップをお楽しみに♪