DETAIL 『思い出そう!畳の香りと感触』
みなさんこんにちは!レイ企画の大野でございます。
みなさん『畳』ってご存知ですか?
みなさんのご自宅にもある方が、多いのではないでしょうか?
今回は、『畳』を求めて!群馬県桐生市まで行って参りました!
浅草駅から「東武特急りょうもう号」に乗って、向かいます。
今回は、急いでいたため電車の写真は撮れませんでした・・・(泣)
しかし、しっかりお弁当の写真は収めて来ました(*´∀`*)♪
ドーン!
美味しく頂きました・・・。
気付いたら、街並みも変わり始め、
新桐生が、近づいて来ている気がしてきました。
豊かな自然があり、
東京とはまた違った良さが見えてきますよね。
あっという間に、1時間43分の旅が終わり、
目的地『新桐生』に到着致しました。
駅周辺です♪
そして、松屋畳店さんに到着致しました!
今回色々お話をお伺いさせて頂いたのは、
松屋畳店11代目であり、一級技能士の大川智樹さんです。
松屋畳店さんは、創業が『元禄』です。
元禄というと、300年以上続いているということに、なりますよね・・・
すごいですよね!
それでは、色々お聞きしてみたいと思います!
何でしょう!これは?
大川さんがお作りした、
・畳で作られた名刺入れ、
・畳のブックカバー
・ミニ畳
など色々な絵柄があって、素敵ですよね♪
これを作り始めたきっかけは何ですか?
『畳の素晴らしさ多くの人に知ってもらいたい』
その思いから生まれた、畳のブックカバー。
『このブックカバーなどをきっかけに、
『畳って良いな』、
そう思ってくれたら嬉しいですね。
このブックカバーなどに使用されているのは、
国産のい草を使用した、畳です。
畳の良さと共に、
日本の良さを再認識して欲しいと話す、大川さん。
『畳業界が少しでも活性化して、
多くの人に畳文化を見直してほしい』
実際に大川さんが、
い草農家の方々とお会いすると、
『もっとこの人達のためにも頑張ろう!』
それが大きな原動力の一つだそうです。
そんな思いから生まれた、畳のブックカバーたち。
色々な思いが、込められているんですね。
また、大川さんのお話によると、
市場に出回る8割が中国産だそうです。
日本産は、約2割・・・寂しいですね。
中国産と日本産の差は?
この写真を見て頂けると、一目瞭然だと思います。
ある一定の時間が経過した畳です。
変色が全く違いますよね。
やはり値段的にも、中国産の方が安いそうです。
しかし、これだけの差を見ると、
日本産の良さが見えてきますよね。
安心して、お使いいただけると思います。
勉強になりますよね!
あと豆知識ですが・・・
畳って裏表使えるそうです!
私は初めて知りました。
驚きですよね・・・
また大川さんいわく、
畳の交換時期のベストは、
4年〜5年ぐらいが一番良いそうですよ!
清潔な状態を保てるそうです。
みなさん覚えておきましょうね♪笑
そして日々畳を作られている、大川さんにお聞きした、
『畳作りのここが大変!』
畳って全てサイズが違います。
そのため、一枚ずつ、大きさも変わります。
例えば、六畳間に畳を入れるとします。
六枚の畳を部屋に合わせて割り振って、
上手く納めなければなりません。
当然畳が上手く入らなければなりません。
その微調整が、難しいですね。
一枚の誤差として許されるのが、五厘(約1.65ミリ)です。
大きくてもいけないし、小さくてもいけない。
ちょうど良い大きさじゃなければ、ならないんです。
また、畳は平らでなければいけない。
畳同士の仕切りに、高低差ができてもダメです。
そんなお話を聞いて私が思った一言・・・
『職人さんはすごい!』
私たちが気づかないだけで、
細部にまで気をくばられていて、
その職人技のおかげで、
生活が支えられていると、実感しました。
また最後に、
畳職人大川さんから見た
畳の良さとは?
畳は、日本の風土に合っていますね。
夏は涼しく、冬は暖かく、
先人の知恵が詰まっていますね。
この畳の良さを、
次の世代の人たちにも、伝えていきたいですね。
お忙しいところ、本当に大川さんありがとうございました!
松屋畳店さんの期間限定ショップをお楽しみに♪