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DETAIL ~僕たちの未来を考える~ ~(続)えっ!? 仮想通貨交換企業が、580億円を消失!? ~

みなさんこんにちは!
東京大学 経済学部二年の鶴山です!

 

 

企業の社会的存在意義を考える。

『企業は、お客さんのため、そこで働く人のためにある。』

「僕たちの未来を考える!」という視点から、「仮想通貨」を検証してきましたが、

世界規模で仮想通貨の地位を揺るがす、かなりショッキングなニュースが1月26日に飛び込んできました。

そう、『コインチェック事件』です。

前回、コインチェック事件について書きましたが、

今回は、この事件をもとに

・「企業とは!?」

・「企業の在るべき意義とは!?」

ということを私なりに考えてみました。

 

 

~「企業とは!?」~

今年に入り「そもそも企業の在り方とは!?」と考えさせられる事件が二つ起こりました。

「コインチェック事件」と「はれのひ事件」です。

 この二つの事件の共通点は、

『顧客、消費者から、大切なものを、信頼をもとに預かっていたこと』

という点です。

 コインチェックは、消費者たちから「一生懸命、貯蓄した大きなお金!」を預かっていました。

そして、はれのひが預かっていたのは、「彼女らの一生に一度の成人式に必要な大切な振り袖と、その代金!」です。

私たち消費者は、企業を信用、信頼するからこそ、大切なものを託します。

しかし、この二社は、消費者たちを大きく裏切ることとなりました。

はれのひは、数年前から経営がかなり逼迫しており、

このままいけば破産するのもわかっていたはずです。

そのうえで、消費者たちからお金を取れるだけ取って、一方的に閉鎖してしまいました。

これは、私たち側から見れば、詐欺、不当行為だと言ってもおおげさではないでしょう。

二十歳の成人式を迎える人たちと、その家族には、悲しみだけが残りました。

コインチェック事件では、コインチェック自体もハッキング被害に遭うという被害者の面もあり、悪意があってお金を消失したわけでではありません。

しかし、マルチシグという仮想通貨にそなわっていたセキュリティシステムを使用していなかったなど、企業としての危機管理を怠っていたのは、消費者保護意識の欠落と言わざるを得ません。

 

 

~企業の存在意義~

これらの事件をふまえて、

『企業の存在意義とは?』

というものを考えてみると、

私は、

『企業とは、そもそも消費者と、その企業で働く労働者たちのために存在する。』

という考えにたどり着きました。

消費者には価値ある消費を提供し、

企業労働者には、労働価値、労働文化を提供することが、企業の社会的存在意義だと思います。

ひらたく言ってしまえば、

「企業は、お客さんや、そこで働く人を絶対に不安にしたり、悲しい思いをさせたりしてはいけない。」

というのが、私の考えです。

 

 

~『在るべき形』の企業が増えることに貢献したいという私の思い~

事件の話からは少し離れて、私のいだいている夢の話になりますが、

今、私は、日本の未来をつくる子供たちのための教育システムを創造したいと考えています。

「教育」は、人の可能性を大きく広げ、その人の才能、能力を大きく伸ばしてくれます。

 そして、その可能性と伸びた才能、能力を持った子供たちが、やがて大人になり、世界に信用、信頼され、日本人が誇れる『在るべき形』の企業を私と一緒に創造してくれると信じています。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

鶴山シゲキ